ロシュ社、フェドラ社との契約を締結
Meiji Seika ファルマ株式会社は1月13日、スイスのF.ホフマン・ラ・ロシュ社およびカナダのフェドラ社と、ベータラクタマーゼ阻害薬(beta-lactamase inhibitor)OP0595 (開発番号)の開発、製造および販売に関するライセンス契約を締結したことを発表した。
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OP0595は、Meijiの感染症領域で培った創薬技術によって見いだされた薬剤。新たな作用機序により、ベータラクタマーゼを産生する薬剤耐性菌に対する抗菌薬の効力を高めるという。
耐性菌による感染症の治療貢献に期待
このOP0595は、ベータラクタム系抗生物質と併用することで、世界的に問題となっている耐性菌による感染症の治療に貢献できるものと期待されている。現在、Meijiが単回投与による臨床第1相試験を実施中だ。
今回の契約によりロシュ社は、日本をのぞく全世界において、OP0595を独占的に開発、製造および販売する権利を獲得。一方Meijiとフェドラ社は、調印一時金に加え、開発、販売のそれぞれのマイルストーンごとの一時金および製品の販売額に応じたロイヤルティーを受け取る予定としている。
▼外部リンク
・Meiji Seika ファルマ株式会社 プレスリリース