■専門調査会が初会合
政府の総合科学技術・イノベーション会議は4日、2016年度から始まる「第5期科学技術基本計画」の策定に向けた議論をスタートさせた。この日に開かれた専門調査会の初会合では、基礎研究の強化や人材育成、システム改革等の論点が示され、具体的な議論に着手した。来年から論点ごとに検討し、2015年末に答申案をまとめる予定。
内閣府は、5期科技計画の策定に当たって、中長期的に目指すべき国の姿として、「知」の資産を創出し続け、国際産業競争力があり、将来にわたって持続的な成長と社会発展を実現できることなどを例示した。