医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 喘息治療配合剤フルティフォームの長期処方用エアゾールを発売-杏林製薬

喘息治療配合剤フルティフォームの長期処方用エアゾールを発売-杏林製薬

読了時間:約 51秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年12月04日 PM02:00

新医薬品の投与期間制限解除に併せて

キョーリン製薬ホールディングス株式会社は12月1日、子会社である杏林製薬株式会社が喘息治療配合剤「(R)」(一般名:フルチカゾンプロピオン酸エステル/ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、新たに30 日処方用の「50 エアゾール120 吸入用」、「125 エアゾール120 吸入用」を発売したと発表した。


この画像はイメージです

今回の発売は、2013年11 月に発売したフルティフォームが薬価収載後1 年を経過し、長期投与が可能となることに併せて行われたものである。

気管支喘息の長期コントロールに寄与

フルティフォームは、英Skyepharma社により開発された、フルチカゾンプロピオン酸エステルとホルモテロールフマル酸塩水和物を有効成分とする、加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)を用いた喘息治療配合剤。炎症を強力に抑えるフルチカゾンと、気管支を速やかに広げるホルモテロールを同時に吸入できるのが特長だ。

同剤はこれまで、気管支喘息の呼吸機能の改善および症状のコントロールに貢献できる薬剤として評価されている。同社は、今回の投与期間制限解除により、更に多くの喘息患者の喘息症状のコントロールとQOLの向上に貢献していきたいとしている。(

▼外部リンク
キョーリン製薬ホールディングス株式会社 ニュースリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待