新医薬品の投与期間制限解除に併せて
キョーリン製薬ホールディングス株式会社は12月1日、子会社である杏林製薬株式会社が喘息治療配合剤「フルティフォーム(R)」(一般名:フルチカゾンプロピオン酸エステル/ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、新たに30 日処方用の「フルティフォーム50 エアゾール120 吸入用」、「フルティフォーム125 エアゾール120 吸入用」を発売したと発表した。
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今回の発売は、2013年11 月に発売したフルティフォームが薬価収載後1 年を経過し、長期投与が可能となることに併せて行われたものである。
気管支喘息の長期コントロールに寄与
フルティフォームは、英Skyepharma社により開発された、フルチカゾンプロピオン酸エステルとホルモテロールフマル酸塩水和物を有効成分とする、加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)を用いた喘息治療配合剤。炎症を強力に抑えるフルチカゾンと、気管支を速やかに広げるホルモテロールを同時に吸入できるのが特長だ。
同剤はこれまで、気管支喘息の呼吸機能の改善および症状のコントロールに貢献できる薬剤として評価されている。同社は、今回の投与期間制限解除により、更に多くの喘息患者の喘息症状のコントロールとQOLの向上に貢献していきたいとしている。(横山香織)
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・キョーリン製薬ホールディングス株式会社 ニュースリリース