医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省検討会、サリドマイド等手順書、個人情報は原則不要に―医療従事者の負担を軽減

厚生労働省検討会、サリドマイド等手順書、個人情報は原則不要に―医療従事者の負担を軽減

読了時間:約 1分34秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年12月03日 AM10:15

厚生労働省の検討会は11月28日、サリドマイドおよびレナリドミドの安全管理手順に関する報告書を取りまとめた。これまで製薬企業に確認を義務づけていた氏名、住所などの個人情報を原則不要とし、医療機関は、患者が安全管理手順を遵守しているかどうかの確認を企業を介さずに行えるように見直した。同報告書は、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会に報告する。

両剤は強い催奇形性を有するため、胎児への薬剤曝露の防止を目的とした厳しい管理手順の実施が医療機関や薬局、企業に義務づけられており、患者本人に対しても妊娠回避の徹底が求められている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す