インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」
日本化薬株式会社は11月28日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤のインフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」を発売したと発表した。
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インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」は、関節リウマチ、炎症性腸疾患等の自己免疫疾患治療において重要な役割を果たしているインフリキシマブ(遺伝子組換え)製剤のバイオ後続品。日本国内で最初に承認されたモノクローナル抗体のバイオ後続品であり、既に韓国、欧州を含む29か国で販売されている。
関節リウマチ、炎症性腸疾患などの自己免疫疾患治療に
日本化薬は、2010年11月に韓国のCelltrion, Inc.及びCelltrion Healthcare Co., Ltd.と日本における同剤の共同開発・販売に関する契約を締結後、開発に着手し、今年7月に製造販売承認を取得していた。
日本化薬にとって同剤は、フィルグラスチムBS注シリンジ「NK」に続くバイオ後続品となる。自己免疫疾患の分野では、2001年にシェーグレン症候群患者の口腔乾燥症状の改善薬サリグレン(R)カプセル30mgを販売している。
ニュースリリースでは、
「インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」を上市することにより、関節リウマチ、炎症性腸疾患の患者様やそのご家族、医療関係者の皆様に貢献してまいります」
と述べられている。(遠藤るりこ)
▼外部リンク
・日本化薬株式会社 ニュースリリース