SU剤を除く全ての糖尿病治療薬との併用が可能に
大日本住友製薬株式会社は11月18日、同社の速効型インスリン分泌促進剤「シュアポスト(R)錠0.25mg、同0.5mg(一般名:レパグリニド)」について、効能・効果を2型糖尿病に変更する一部変更承認を同日付で取得したと発表した。これにより同剤は、SU剤を除く全ての経口血糖降下薬及びインスリン製剤との併用が可能になった。
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同社は、承認申請に際し、2010年7月に厚生労働省より示された「経口血糖降下薬の臨床評価方法に関するガイドライン」に基づいて、これまで併用が承認されていなかったDPP−4阻害剤と同剤の国内長期併用投与試験を行った。
この試験の結果、食後高血糖及びHbA1cの改善という2型糖尿病に対する長期有効性と安全性を確認することができたという。そこでこのデータをもって、昨年12月に効能・効果を2型糖尿病とする一部変更承認申請を行っていた。
世界100か国以上で承認・販売されているシュアポスト
シュアポストは、2型糖尿病患者において、食後のインスリン分泌を迅速に促進することで、食後血糖推移を改善するほか、HbA1cを低下させる効果を発揮する速効型インスリン分泌促進剤。欧米を含む世界100か国以上で承認・販売されている。
日本国内では、2011年5月に単剤療法及びα−グルコシダーゼ阻害剤との併用療法を効能・効果に販売を開始した。2013年2月には、ビグアナイド系薬剤またはチアゾリジン系薬剤との併用療法で、追加承認を取得している。
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・大日本住友製薬株式会社 ニュースリリース