■ウエルシアHDをTOB
小売業大手のイオンと同グループのウエルシアホールディングスは、今年4月14日に業務資本提携の深化を公表し、それ以降、両社およびCFSコーポレーション、タキヤ、シミズ薬品(いずれもイオングループ)との間で経営統合に向けた討議を重ねてきたが、22日に開催されたウエルシアHD、CFS、タキヤ、シミズ薬品の各取締役会で正式に決議した。統合は来年の9月1日を予定し、日本一の売上規模となるドラッグ企業が誕生する。
ウエルシアHD、CFS、タキヤ、シミズ薬品の現在の状況は、ウエルシアHDには100%子会社としてウエルシア薬局があり、CFS、タキヤ、シミズ薬品はそれぞれイオンの連結子会社となっている。また、イオンは現在、ウエルシアHDの発行済み株式の37・3%を保有しており、ウエルシアHDはイオンの持分法適用関連会社となっている。