リンク株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社と提携
サンシステム株式会社は10月10日、リンク株式会社およびソフトバンクテレコム株式会社と提携し、訪問歯科医が行う患者訪問前の情報確認や患者宅での診療記録、帰院後の事務処理(レセプト)の効率化と迅速化を実現する、タブレットを活用した国内初の歯科訪問診療支援ソリューションの提供を同日より開始したと発表した。
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同ソリューションは、サンシステムが提供する診療報酬明細書作成のレセプトコンピューター「Sunny-LOSA」と、サンシステムとリンクが共同開発した専用アプリケーション「Sunny-CARE」を連動させたもの。診療先の患者宅からタブレットを利用して診察記録を作成・保存することができ、歯科訪問診療での事務処理業務の効率化を実現するとしている。
移動中に歯科診療情報提供書などの作成も可能に
同ソリューションはタブレット端末を活用することで、移動中にレセプトコンピューター上にある診察履歴を閲覧し、ケアマネージャーや薬剤師などと共有する歯科診療情報提供書や各種報告書も簡単に作成することができるという。これにより歯科医は、診察の合間に取ったメモを帰院後に報告書としてまとめる作業の負荷が軽減され、より多くの時間を診療に充てることができるとしている。
サンシステムは今後、診療やケアの状況を歯科医以外の各医療者間でリアルタイムに情報共有するため、同ソリューションと専用SNSサービスとを連携させるなど、より効率的な医療介護の連携を目指すとしている。
▼外部リンク
・サンシステム株式会社 プレスリリース