医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会、検査薬スイッチ化で骨子―検体は侵襲性なしに限定

薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会、検査薬スイッチ化で骨子―検体は侵襲性なしに限定

読了時間:約 1分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年10月15日 AM10:00

・体外診断薬部会は10日、一般用検査薬の取り扱いの見直しに向けた骨子を大筋でまとめた。医療用からの転用の対象となる検査項目について、受診勧奨につなげていけるものなどを挙げ、検体については、侵襲性のないものに限定する方向性を示した。一般用検査薬を取り扱う専門家に対しては、検査の意義や目的などを購入者に分かりやすく説明するための体制の充実を求めた。

骨子では、一般用検査薬の導入の際に原則となる検査項目について、▽健康状態を把握し、受診につなげていけるもの▽悪性腫瘍や心筋梗塞など、重大な疾患の診断にかかるものは除く▽感染症にかかる検査は個別の検査項目ごとに販売方法を含め慎重に検討を行う――とした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す