非装着型で自然な睡眠状態を測定
パラマウントベッド株式会社は9月25日、非装着型睡眠計「眠りSCAN(スキャン)」をリニューアルし、9月29日に発売すると発表した。オープン価格で販売目標は年間2,000台。
画像はプレスリリースより
同製品は、マットレスの下に敷くだけで、体動などの微弱な振動を捉えて睡眠状態が把握できる非装着型の睡眠計。自然な睡眠状態の測定を実現し、睡眠研究でも使用される信頼性の高い測定データにもとづき、睡眠・覚醒のリズムを把握することが可能としている。
呼吸数のリアルタイム表示で容態変化にいち早く対応
眠りSCANは、高齢者住宅等での見守りや個別ケアなどに利用されており、今回のリニューアルでは従来品の機能に加えて、要望の多かった「呼吸数のリアルタイム表示」や「起き上がり検知」などの機能を新たに搭載したという。
この呼吸数のリアルタイム表示機能は、1分間の呼吸数を連続で測定し表示するため、容態の変化を介護者が把握し、いち早く対応することが可能になった。また、ベッド上での背を起こす動作を検知して遠隔の端末等に通知することで、転倒・転落・徘徊などが懸念される入居者に対して素早く対応することも可能になったという。
パラマウントベッドは、高齢者住宅・医療介護施設などにおいて、入居者・患者のベッドでの状況を“見える化”することで、適切な見守りと介護者・看護者の負担軽減を図るとしている。
▼外部リンク
・パラマウントベッド株式会社 ニュースリリース