カテーテルによる診断がより容易に
米ミネソタ州に本社を置き、「カーディアック・リズム・マネジメント」、「心房細動」、「心臓血管」、および「ニューロ・モジュレーション(神経系)」の4つの分野に強みを持つ医療機器メーカー、セント・ジュード・メディカルが9月30日、心腔内エコー用ViewFlexTM Xtra ICE カテーテルを日本で上市すると発表した。
画像はプレスリリースより
このカテーテルは同社の超音波画像診断装置と組み合わせることで、心臓の内部構造や血流方向など、患者の心臓構造をリアルタイムで視覚化することが可能になり、カテーテルによる診断がより容易になる、としている。
人間工学に基づくハンドルデザイン
大腿静脈の小さな切開部分から体内に挿入され、心臓へ誘導されるカテーテルは、その性能はもちろん、操作性と使用感も重要なポイントの1つだ。
片手でのカテーテル操作を可能にした四方向ディレクショナルチップ、そして安定したポジショニングを行える自動ロックステアリング機能を搭載したViewFlexTM Xtra ICE カテーテルについて同社では「人間工学に基づくハンドルデザインによりViewFlexTM Xtra ICEカテーテルの操作性が向上し、カテーテルの操作に従来ほど気を取られることなく、治療におけるワークフローを向上させることができます」としている。(QLifePro編集部)
▼外部リンク
・セント・ジュード・メディカル株式会社 プレスリリース