医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、Hibワクチン、安全性データに誤り―薬事分科会への報告見送り

厚生労働省、Hibワクチン、安全性データに誤り―薬事分科会への報告見送り

読了時間:約 1分6秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年10月01日 PM06:24

厚生労働省は9月26日、薬事・食品衛生審議会薬事分科会で予定していた武田薬品のインフルエンザb型(Hib)ワクチン「ヴァクセムヒブ水性懸濁注」について、申請時の安全性に関する情報に誤りがあったため、報告を見送った。この日の分科会に報告されれば、承認となるはずだったが、承認は先送りとなった。

同剤は、9月5日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で承認が了承されていたもの。同部会では、ヴァクセムヒブについて、海外での市販後を含めた安全性情報を確認するよう求める意見があったため、申請者の武田薬品が確認したところ、申請時の資料に記載されていた集計期間と実際に集計した期間が異なっていたことが判明。武田薬品が直前の9月24日にデータの誤りを申し出たため、厚労省が分科会の報告事項から削除した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す