「トレプロスト注射液」を発売
持田製薬株式会社は9月18日、肺動脈性肺高血圧症治療剤「トレプロスト(R)注射液20mg、同50mg、同100mg、同200mg」(一般名:トレプロスチニル)を9月26日より発売すると発表した。
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同剤は2002年、ユナイテッド・セラピューティクス社によって肺動脈性肺高血圧症治療剤「Remodulin(R)」として米国で発売されて以来、現在では世界30か国以上で承認されている。日本では、持田製薬が2007年にユナイテッド・セラピューティクス社から同剤を導入し、今年3月24日に製造販売承認を取得している。
長期在宅治療にも
同剤はプロスタグランジンI2誘導体製剤であり、携帯用小型ポンプを用いた持続投与型の注射剤である。
静脈内注射だけでなく皮下注射が可能で、半減期も長い。また、室温での安定性が高く、短時間で薬剤調整ができるなど、在宅を含め長期に薬物治療が必要となる患者の負担を軽減できるといった特徴を備えている。(浅見園子)
▼外部リンク
・持田製薬株式会社 プレスリリース