栃木県薬剤師会は、8月から電子お薬手帳の実証事業をスタートさせる。2014年度の厚生労働省予算を活用し、県内50薬局を対象にクラウド型の「ポケットファーマシー」を導入。電子お薬手帳の利用層や有用性を検証する。
大澤会長
厚労省は、14年度予算に「薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点の推進」事業を計上。これを受け、栃木県薬は、将来的な本格導入も視野に入れ、電子お薬手帳の実証事業を実施することを決めた。実証事業は県内の約800薬局のうち、栃木地域を中心とした50薬局を対象とする予定。8月から開始し、来年2月頃には報告書をまとめる。