更年期障害を経験した母親を持つ30~40代の女性を対象に
小林製薬株式会社は7月4日、「2014年更年期障害 実態調査」の調査結果を発表した。
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調査の対象は、更年期障害を経験した母親を持つ30~40代の女性312名。調査結果によると、更年期障害を過去に経験した、または現在経験中の母親が、娘と更年期障害についてじっくり話をした割合は、わずか2割弱だったという。
8割が「自分もいつか更年期障害に」と回答
61.5%が母親から更年期障害を打ち明けられていたものの、じっくりと更年期障害について話したことがあるのは、わずか17%にとどまった。また、8割以上が「いつか自身が更年期障害になる」と思っており、その理由としては、「女性はいつかなると思う(56.1%)」がと最も多く、続いて「母親もなったから(39.1%)」となった。
「自分が更年期障害になったとき相談したい人」のトップは、55.1%で母親。その理由は「女性同士で分かり合えるから(50.9%)」、「更年期経験者だから(33.4%)」、そして「一番身近な人生の先輩だから(31.1%)」となっている。一方、理解して欲しい人としては「パートナー・夫」が77.9%と、最も割合が多かった。
同社は、更年期障害が家族や周囲になかなか理解されにくい現状を踏まえ、今後も更年期障害の啓発に貢献していきたいとしている。(矢野)
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・小林製薬株式会社 プレスリリース