百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオを予防
第一三共株式会社とサノフィ株式会社は7月4日、第一三共のグループ会社である北里第一三共ワクチン株式会社が「スクエアキッズ(R)皮下注シリンジ(一般名:沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(ソークワクチン)混合ワクチン)」について、国内製造販売承認を取得したことを発表した。
画像はwikiメディアより引用
同ワクチンは、百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎(ポリオ)を予防する4種混合ワクチン。プレフィルドシリンジに北里第一三共ワクチンの沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DPTワクチン)と、サノフィパスツールの不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)(eIPV:Enhanced Inactivated Poliomyelitis Vaccine)が充填されている。
不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)を含む、日本初承認の4種混合ワクチン
今回の承認は、不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)を含む4種混合ワクチンとしては国内初となるもの。
同剤の初回免疫は、小児に通常、1回0.5mLずつを3回、いずれも3週間以上の間隔で皮下に注射する。追加免疫は、小児に通常、初回免疫後6か月以上の間隔をおいて、0.5mLを1回皮下に注射する。(小林 周)
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・第一三共株式会社 プレスリリース