肝線維化の進展度を測定
エーザイ株式会社は6月25日、診断薬事業子会社のエーディア株式会社が体外診断用医薬品である血清中4型コラーゲン測定用試薬「パナッセイ(R)IV・C 『ラテックス』」を7月2日から発売すると発表した。
画像はプレスリリースより
血清中4型コラーゲンは、肝臓における線維化の進展とともに形成される基底膜の主要成分。血清中4型コラーゲンを測定することは、慢性肝炎から肝硬変に至る肝線維化の進展度を把握するのに有用とされている。
これにより、同製品は肝硬変の診断、C型慢性肝炎の治療方針の決定、発がんリスクの予測などの補助として活用される。
エーザイとエーディアが共同プロモーション
同製品は、積水メディカル株式会社が2003年1月から販売していたもので、今回、エーディアが積水メディカルから独占販売権を取得。今後は、エーザイおよびエーディアの販売提携契約に基づいて、同製品の販売をエーディアが行い、プロモーションをエーザイおよびエーディアが共同で行うとしている。(浅見園子)
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・エーザイ株式会社 ニュースリリース