抗がん剤後発医薬品に関する提携を解消
Meiji Seikaファルマ株式会社は6月13日、日本における抗がん剤後発医薬品に関するフレゼニウスカービジャパン株式会社との包括的な戦略提携を解消したことを発表した。
この画像はイメージです
今回の提携解消合意は、薬価制度改定などの市場環境の変化に応じ、両社ともそれぞれの戦略を見直す必要があるとの結論に達したことによるもの。事業に与える影響は軽微であるとされている。
日本市場での事業拡大が目指されていたフレゼニウスカービ社
解消した提携は、抗がん剤後発医薬品パイプラインの中から両社が合意したものについて、日本での開発・製造販売承認申請、取得をフレゼニウスカービ社が行い、Meiji Seikaファルマが独占的に販売するというもので、2011年1月21日付で締結されていた。
フレゼニウスカービ社は、抗がん剤後発医薬品、輸液製剤、栄養剤事業をグローバルに展開している医療企業・フレゼニウスカービAG社の日本法人として2007年3月に設立され、日本市場における一層の事業拡大が目指されていた。(小林 周)
▼外部リンク
・Meiji Seikaファルマ株式会社 プレスリリース