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GEヘルスケア ポケット型超音波診断装置を発売

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2014年06月16日 PM01:30

世界初、2in1方式プローブを搭載

・ジャパン株式会社は6月9日、2 in 1方式プローブ採用のポケット型超音波診断装置「」を同日より発売することを発表した。


画像はニュースリリースより

同装置は、1本のプローブの両端に深部臓器と表在臓器のそれぞれを描出できる二つの探触子を搭載。超音波診断装置で2in1方式プローブを採用するものは世界で初めてとなるという。

より多くの臨床現場での診断を可能に

同装置は、すでに医療現場で使用されているポケット型超音波診断装置「Vscan1.2」の上位機種にあたる。

これまでVscanは、救急から災害、在宅などさまざまな医療現場で利用されており、そうした実際の臨床現場での使用経験の中から、表在臓器も描出可能なプローブを求める声が多く寄せられていた。今回、同装置の発売により、コンパクト性・携帯性はそのままに、より多くの臨床現場での診断を可能にしたという。

まず、1本で2役を果たす世界初のデュアルプローブを開発したことにより、診察中のプローブの置き換え、付け替えなどの手間を省くことが可能となった。

また、2つの探触子を1つの小さなプローブに収めるため、高級機で採用されている4Dプローブの技術を応用するとともに、新しい素材を積極的に採用するなど、いくつかの技術革新を達成しているという。

さらに、デュアルプローブの表在用には、高周波電子リニアプローブ(3.4-8.0MHz)を採用し、表在血管や前立腺、甲状腺、肺エコー(気胸)などの描出が可能となった。デュアルプローブを搭載しても全体で436グラムというコンパクト性も実現しているという。

GEヘルスケア・ジャパンでは、同装置の初年度国内販売目標を500台と掲げている。(伊藤海)

▼外部リンク
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 ニュースリリース

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