増加し続けているがんや生活習慣病
MSD株式会社は6月3日、地域の予防医療サポートプロジェクト「測って、試して!『予防医療』知って隊」の活動を開始したと発表した。
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国内では、医学の進歩により感染症などは減少しているが、がんや循環器疾患など生活習慣病患者は増加している。日本における生活習慣病は、死亡者数の5割を超えており*1、また、要支援および要介護が必要となるおもな原因として、生活習慣病が3割、認知症や高齢による衰弱や関節疾患、骨折・転倒が5割を占めるとされている*2。(*1 厚生労働省「平成24年 人口動態調査」、*2 厚生労働省「平成22年 国民生活基礎調査」)
2014年末までに各地で計16回実施予定
このような現状を受け、同社は地域全体の健康寿命延伸への貢献を目的として同プロジェクトを開始。地方自治体や地域の団体、商業施設などと協力して予防医療を伝え、人々が予防医療の重要性を認知し、自らの健康管理を積極的に行うことで、健康寿命延伸につなげるとしている。
6月1日には、イオンモール佐久平(長野県佐久市)との共催で、第一回目のプロジェクトが同店舗で開催され、およそ100人がメタボリックシンドローム度のチェックや運動不足度の測定を行った。今後は、長野県・栃木県・宮城県を中心に、2014年末までに計16回の実施を予定しているという。(山本泰佑)
▼外部リンク
MSD株式会社 ニュースリリース
http://www.msd.co.jp/newsroom/msd-archive/2014/