買ったらすかさずラベルをチェック。私、正しく食べてる?
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やみくもに食べないダイエットよりも、最近は、何を食べるかにこだわったダイエットが主流です。
イギリスの心理学者のチームが行った調査では、ダイエット中の人は、食品の成分やカロリーを示しているラベルに高い関心を寄せていることが分かりました。
ダイエット中の人は食品ラベルに高い関心
この調査の対象となった255人のうち、115人がダイエットに取り組んでいました。ラベルをチェックする回数を調べると、ダイエットをしているグループの方が、明らかに頻繁に行っていることが分かりました。
ダイエットをしているグループでは、体重に対しての満足度や、全体的な健康度、自覚する健康感もアップしており、ダイエットを通じて、健康な食生活への自信をつけていることがうかがわれました。ラベルをチェックする習慣から、栄養に関しての知識を実生活に活用できる力も身についてきているようです。
一方で、ラベルによって提供される膨大な量の情報によって、混乱を来す人たちもいるとのことで、健康への取り組みの一環としては、行政などによって、ある程度ラベル記載内容のルールを設け、これを利用者に広く知ってもらうことが必要だとしています。
また、食品のラベルを過信して、自分で献立を考えたり調理したりすることが苦手にならないような工夫も、健康を守る上では必要かもしれませんね。(唐土 ミツル)
▼外部リンク
Food labels are important to dieters
http://www.bps.org.uk/news/