医療機関等向け劣後ローンおよび貸付債権に投資
株式会社日本政策投資銀行(DBJ)と三菱UFJリース株式会社(MUL)は5月8日、総額100億円の地域ヘルスケア成長ファンドを組成することを発表した。このファンドの正式名称は「地域ヘルスケア成長投資事業有限責任組合」で、医療機関等向け劣後ローンおよび貸付債権を投資対象とする。
(画像はプレスリリースより)
同ファンドは、老朽化した病院の建て替えや医療機器の更新などによる医療機能の高度化、今後の地域環境に対応した医療体制の構築に向けて取り組んでいる医療機関に対し、資金供給を行うという。
新設されるヘルスケアファイナンスが運営
同ファンドの運営は、DBJとMULの折半出資により設立されるヘルスケアファイナンス株式会社が、ヘルスケアマネジメントパートナーズ株式会社と連携しながら行う。ヘルスケアマネジメントパートナーズは、2007年設立の医療・介護専門の経営支援ファンドの運用実績を有している。
プレスリリースでは
地域医療機関等を対象に、最適なファイナンス・サービスを提供し、地域医療機関等の成長と事業基盤の安定化支援に取り組んでまいります。(株式会社日本政策投資銀行 プレスリリースより引用)
と述べられている。(小林 周)
▼外部リンク
株式会社日本政策投資銀行 プレスリリース
http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2014/html/0000015910
三菱UFJリース株式会社 プレスリリース
http://www.lf.mufg.jp/investors/library/pressrelease/pdf/2014