厚労省「検体測定室に関するガイドラインについて」に沿い
セルフ健康チェックサービスを手がけるケアプロ株式会社は、4月9日に発表された厚生労働省の「検体測定室に関するガイドライン」に沿って、「検体測定室」開設を届け出た。そして4月10日、開設者第1号として厚労省医政局より受理されたと発表した。
同社は、生活習慣病予防や医療費削減のために「セルフ健康チェック」サービスを展開。しかし、これまでは血液検査における自己採血検査の法的位置づけがあいまいで、いわゆるグレーゾーンとして扱われてきた。
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今回のガイドライン発表により、自己採血実施に係る手続きや留意点等が明確に示され、グレーゾーンの解消につながった。フランチャイズ提供先のケアプロ岡山店に関しても、検体測定室の届け出を行う予定だという。
生活習慣病の予防と医療費削減へ貢献
ケアプロの提供するセルフ健康チェックサービスの累計利用者数は、2014年3月末時点で23万5,501人にものぼる。
セルフ健康チェックは、常設店舗や駅ナカ・商業施設・自治体イベントやドラッグストア店舗などの催事で提供されている。ケアプロは「革新的なヘルスケアサービスをプロデュースし、健康的な社会づくりに貢献する」を理念に、通勤や通学、買い物の途中に「ちょっと立ち寄り、ちゃんと健康」を実現していくとしている。
そのためにも、今後は駅ナカや商業施設等へのサービス展開を中心に、店舗出店や催事出店を拡大し、生活習慣病の予防と医療費削減への貢献を目指すという。(太田みほ)
▼外部リンク
プロケア株式会社 プレスリリース
http://carepro.co.jp/about/press20140410.pdf
厚生労働省 検体測定室に関するガイドラインについて
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/T140411G0070.pdf