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参天製薬 緑内障・高眼圧症治療剤「タプロス」の米国販売でOak社とライセンス契約を締結

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2014年04月21日 PM04:00

米国名は「Zioptan(R)」

参天製薬株式会社は4月4日、・高眼圧症治療剤「タフルプロスト(米国販売名「Zioptan(R)」、国内販売名「タプロス」)」について、Oak Pharmaceuticals,Inc.(以下、Oak社)と米国での販売に関するライセンス契約を4月1日付で締結したと発表した。

同ライセンス契約は4月1日付けで交わされ、参天製薬はOak社より売上金額に応じたロイヤルティを受けることとなったという。


(この画像はイメージです)

メルク社の眼科事業売却にともない

タフルプロストは、参天製薬が旭硝子と共同開発したプロスタグランジン系緑内障・高眼圧症治療剤。既に60カ国以上で販売されており、米国における販売権は、参天製薬が2009年4月にMerck&Co,Inc.(以下、メルク社)に許諾していた。

しかし、メルク社が米国における眼科事業を売却したことで、2014年4月に米国におけるタフルプロスト事業をOak社へ譲渡することとなったという。

今回の契約締結により、参天製薬はOak社へ特許権・ノウハウの米国における実施権を許諾し、今後はOak社がタフルプロストの米国販売を行うとされる。(浅見園子)

▼外部リンク

参天製薬 ニュースリリース
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/

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