JBS日本福祉放送で週一回の更新
株式会社オトバンクは、4月7日より、社会福祉法人 視覚障害者文化振興協会が運営する視覚障害者専用ラジオ放送「JBS日本福祉放送」への音源提供を開始したと発表した。
提供する音源は、同社が2008年1月から配信しているPodcast番組「新刊ラジオ」の音源。4月7日より毎週更新され、同一内容を月~日曜日の週7回、19時~19時半に放送する。
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「視覚障害者は本の情報を得る機会がない」と相談を受け
音源提供を受けるJBS日本福祉放送は、視覚障害者文化振興協会による視覚障害者を対象とした専門放送。1988年からおよそ25年、複数メディアを通して視覚障碍者が必要とする情報を発信している。
今回の音源提供は、オーディオブック配信サービス「FeBe」を展開するオトバンクが、JBS日本福祉放送から「視覚障害者は本の情報を得る機会がない」という相談を受けたことがきっかけ。この相談を受け、新刊書籍の情報を約20分のラジオ形式で案内する「新刊ラジオ」の提供を決定したという。今後は、順次オーディオブックの提供に取り組んでいくとしている。
オトバンク代表取締役会長の上田渉氏は、今回の提供開始について
視覚の自由・不自由にかかわらず本に触れることのできる読書のバリアフリーの実現に向け、今後も企業として視覚障害をお持ちの方々のお役に立てる形を考えてまいります。(株式会社オトバンク プレスリリースより引用)
と述べている。(伊藤海)
▼外部リンク
株式会社オトバンク プレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/124321
JBS 日本福祉放送
http://www.jbs.or.jp/index.php