アメリカでは、糖分を摂取する食品のナンバーワンとも考えられる、清涼飲料水。ティーンエイジャーでは、1日の摂取カロリーの13%~28%が清涼飲料水から取り入られていると考えられています。
(この画像はイメージです)
けれども、このように糖分の高い飲み物が、将来の生活習慣病を起こすリスクにつながることは知られているとおりです。そこで、学校での活動を利用して、清涼飲料水の摂取を控えることができるかどうかがオハイオ州立大学の調査チームによって検証されました。
調査では2つの高校で、生徒達が運営する取り組みとして、清涼飲料水の摂取を減らすための企画・実施を行ってもらいました。対象となったのは、186人の生徒。評価は、日ごとと週ごとの清涼飲料水の摂取量を記録することで行いました。
その結果、1日の清涼飲料水の消費は平均2.32本から1.32本に、週間では4.3本がから2.64本へと減少しました。また、清涼飲料水の摂取量が減ると、水の摂取が19%アップしていたことも分かりました。
ティーンエイジは、友達と過ごすことが何よりも楽しい年代です。健康への取り組みに関しても、友達と一緒に行うことが効果的なようですね。(唐土 ミツル)
▼外部リンク
Piloting “Sodabriety”: A School-Based Intervention to Impact Sugar-Sweetened Beverage Consumption in Rural Appalachian High Schools
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/josh.12134/
Study Finds Secret to Cutting Sugary Drink Use by Teens
http://researchnews.osu.edu/archive/<