流通・販売はGSKが担当
ヴィープヘルスケア株式会社は3月24日付けでHIVインテクラーゼ阻害薬「テビケイ(R)錠50mg」(一般名:ドルテグラビルナトリウム)について、HIV感染症を効能・効果とする製造販売承認を取得した。
(画像はwikiメディアより引用)
同時に、塩野義製薬株式会社は2013年12月16日付けで締結した「日本におけるコ・プロモーション契約」にもとづき、3月24日より、ヴィープヘルスケアと共同で医療機関等への医薬品情報提供活動を開始すると発表した。同剤の流通・販売業務はグラクソ・スミスクライン株式会社が行うとされる。
食事の有無にかかわらず服用可能
テビケイ錠は、塩野義製薬と英グラクソ・スミスクライン、英ヴィープヘルスケア社の共同研究開発で見いだされた新規のHIVインテクラーゼ阻害薬。現在は、英ヴィープヘルスケアが全世界での開発・販売の権利を保有している。
同剤は、低用量で1日1回、食事の有無にかかわらず服用することができ、薬剤耐性ウイルスを発現させにくいという。長期間の服薬が必要なHIV治療において、患者のアドヒアランスの向上が期待できるとされる。(小林 周)
▼外部リンク
塩野義製薬株式会社 プレスリリース
http://www.shionogi.co.jp/company/news/2014/