医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 協和発酵キリン カルシウム受容体作動薬「レグパラ錠12.5mg」の製造販売承認を申請

協和発酵キリン カルシウム受容体作動薬「レグパラ錠12.5mg」の製造販売承認を申請

読了時間:約 49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年04月06日 AM10:00

25mgおよび75mgは2008年1月に発売

協和発酵キリン株式会社は3月25日、カルシウム受容体作動薬「(R)錠12.5mg」(一般名:シナカルセト塩酸塩)について、国内医薬品製造販売承認を申請したことを発表した。

(この画像はイメージです)

レグパラ錠は、副甲状腺のカルシウム受容体に作用し、副甲状腺ホルモンの分泌を抑制する薬剤。

レグパラ錠25mgおよび75mgは、2008年1月に維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤として発売し、2014年2月には副甲状腺がんにおける高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症の効能・効果および用法用量の追加承認を取得した。

きめ細かな用量調節を可能に

今回のレグパラ12.5mgの製造販売承認申請は、患者ごとに異なる反応性・忍容性に対応するため、きめ細かな用量調整を可能とするもの。プレスリリースでは

協和発酵キリンは、重点領域のひとつである腎領域の製品を充実させることで、より多くの腎疾患の治療に貢献したいと考えています。(協和発酵キリン株式会社 プレスリリースより引用)

と述べられている。(小林 周)

▼外部リンク

協和発酵キリン株式会社 プレスリリース
http://www.kyowa-kirin.co.jp/news_releases/2014/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待