CNJが行うBRCを支援
メルクセローノ株式会社は3月19日、NPO法人キャンサーネットジャパン(以下、CNJ)が行っている「大腸がん疾患・治療啓発ブルーリボンキャンペーン」(以下、BRC)に対して支援を行うことを発表した。
(wikiメディアより引用)
患者にあった治療へたどり着けないことも
日本では大腸がんが増加傾向にあり、部位別がん死亡数では、女性では大腸がんが最も多く、男性では胃がん、肺がんに続き3番目に多い。その一方、新薬の登場や医療技術の進歩により治療の選択肢も増え、患者それぞれに合わせた治療が求められている。
しかし、大腸がんに関する情報は様々であり、患者やその家族が自分たちにあった治療にたどり着けない場合もある。そこでメルクセローノは、CNJが運営するBRCへの様々な支援を実施していくこととしたという。
「BRC Ambassador Program」を始動
CNJは、科学的根拠に基づいた医療情報を発信するNPO法人。BRCは、患者の権利を保護し、治療について適切な情報を伝え、患者の納得する、よりよい大腸がん医療に貢献することを目的としている。その一環として、全国各地でのセミナーの実施や大腸がんに関する冊子の制作、配布などを行っている。
メルクセローノはその支援活動の第一弾として、BRCへの賛同を宣言する医師をアンバサダーに任命する「BRC Ambassador Program」を始動するという。アンバサダーは、各都道府県の外科医と内科医それぞれ1名以上で、計100名を予定。ウェブサイトにおける患者向け映像の収録や、毎月のメッセージ配信、セミナー・サミットへの参画など、宣言に則った活動を行うとしている。(hakusai)
▼外部リンク
メルクセローノ株式会社プレスリリース
http://www.merckserono.co.jp/cmg.merckserono_jp/ja/