発達障害への理解促進のための集中啓発活動を行う
厚生労働省は3月17日、世界自閉症啓発デー2014・シンポジウムの開催概要と、これにあわせて東京タワーのブルーライトアップを実施することを発表した。
(画像はプレスリリースより)
毎年4月2日は、国連により「世界自閉症啓発デー」と制定された。厚生労働省では、この日から8日までを社団法人日本自閉症協会などと連携して、自閉症をはじめとする発達障害への理解促進のための集中啓発活動を行う「発達障害啓発週間」としている。
これに先立ち、3月29日には自治体の首長、自閉症の当事者、保護者、支援者による世界自閉症啓発デー2014・シンポジウムが開催される。
定員は500名で入場は無料だが、申し込みが必要。2014年は『共に支え合う-みんなで作ろう、やさしい街を-』をテーマに掲げている。
国内外でライトアップも
4月2日には、東京タワーのブルーライトアップが行われ、点灯式も同時に開催される。これには、田村憲久厚生労働大臣が出席を予定しているという。
国内ではこのほかにも、横浜マリンタワーや通天閣など約30か所でライトアップが実施され、国外でも世界各地の建築物が青く照らし出される予定だ。(伊藤海)
▼外部リンク
厚生労働省 プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/