非臨床・臨床情報を大阪大学に提供
アストラゼネカ株式会社は3月12日、関連会社であるアストラゼネカABが大阪大学と循環器疾患領域におけるドラッグ・リプロファイリング研究に関する共同研究の覚書を1月30日付で締結したことを発表した。
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これによりアストラゼネカの循環器代謝性疾患領域の低分子化合物研究部門は、特定の化合物とその非臨床・臨床情報を大阪大学に提供し、大阪大学は保有しているノウハウを駆使して新しい適応に関する非臨床研究を実施するという。
日本の大学と初の提携
何らかの理由で臨床開発を中断した種々の作用機序を持つ薬剤について、新しい適応での開発の可能性を検討するドラッグ・リプロファイリング研究について、アストラゼネカが日本の大学と提携するのは初めて。
プレスリリースには、同社研究開発本部長である松尾恭司氏の
今回の提携は、アストラゼネカグローバルにとって、特に循環器疾患領域での優れた創薬研究の実績を誇る日本の先端科学を活用する良い機会となります。(アストラゼネカ株式会社 プレスリリースより引用)
というコメントが掲載されている。(小林 周)
▼外部リンク
アストラゼネカ株式会社 プレスリリース
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/