医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > テクノロジー > ノイエス 解剖学の視点からつくられた介護用杖の販売を開始

ノイエス 解剖学の視点からつくられた介護用杖の販売を開始

読了時間:約 1分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年03月18日 AM06:00

使用者の身体へのフィット感を重視したこだわりの介護用杖

ノイエス株式会社は3月6日、「ニューミレニアル・クラッチ」「ニューミレニアル・フォアアーム」の販売を3月3日から開始したと発表した。

(この画像はイメージです)

同製品は、解剖学からの視点で、手首、腕、脇にかかる負担を軽減された設計となっている。とくに、杖の重要な要素のひとつであるグリップは、パイプに対して下方12度に装着することで自然に握ることができ、手首に余分な力がかからない仕組みとなっているという。また、ネジ固定ではなく一体型にしたことにより、角度が使用者の好みに合わせられる。介護施設からは「疲れにくい杖」との評価を得ているという。

それぞれに特徴のある松葉杖とロフストランド

ニューミレニアル・クラッチは松葉杖で、サイズはMとLがラインナップされており、それぞれの対応身長はMが130~170cm、Lが170cm~190cmを目安としている。ゆったりとした幅広のクレードルを肋骨にあてて身体を支えるため、疲れが出にくく、脇下からも外れにくいことが特徴だ。

ニューミレニアル・フォアアームはロフストランドで、対応身長は130~180cmを目安としている。柔軟性のあるV字溝カフにより腕をしっかりとカバーしつつ、万一の際には腕が離れやすく安全設計となっている。ビスなどが無いシームレス設計も特徴のひとつだ。(伊藤海)

▼外部リンク

ノイエス株式会社 プレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/122765

ノイエス株式会社 ホームページ
http://www.nkc-neues.com/

このエントリーをはてなブックマークに追加
TimeLine: ,
 

同じカテゴリーの記事 テクノロジー

  • モバイル筋肉専用超音波測定装置を開発、CTのように広範囲描出可能-長寿研ほか
  • ヒトがアンドロイドの「心」を読み取り、動きにつられることを発見-理研
  • 生活習慣病の遺伝的リスクと予防効果の関係、PRS×AIで評価-京大ほか
  • 精神的フレイル予防・回復支援「脳トレシステム」開発-愛知産業大ほか
  • ChatGPTと放射線科医、骨軟部放射線領域の診断精度を比較-大阪公立大ほか