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東大 生体内でも初期の形状を維持する高強度のハイドロゲルを開発

読了時間:約 49秒
2014年03月05日 AM11:00

二種類の水溶液を混ぜることで作製

東京大学工学部は2月21日、同大大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 酒井・鄭研究室の酒井崇匡助教らが、生体内においても膨張することなく初期の形状を維持し、かつ高い強度を持つハイドロゲルの作製に成功したと発表した。

(画像はプレスリリースより)

このハイドロゲルは、生体環境下で収縮する特殊な高分子を任意の割合で導入することで、変形を制御するとされる。二種類の水溶液を混ぜるだけで、誰でも簡単に作製することができるという。

再生医療の足場素材としての利用に期待

近年、再生医療への関心が高まり、医用材料としてのハイドロゲルの注目が集まっている。しかし、ハイドロゲルは生体内で体内の水分を吸収してしまい、膨張して形状を維持することができず、また力学特性も大きく損なわれてしまうという問題点を抱えていた。

プレスリリースでは、今回開発に成功したハイドロゲルについて

人工軟骨や人工椎間板としての応用や、再生医療/組織工学における細胞(iPS細胞やSTAP細胞など)の足場素材として利用されると期待されます。(東京大学工学部 プレスリリースより引用)

と述べられている。(小林 周)

▼外部リンク

東京大学工学部 プレスリリース
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/release/2014/

 

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