手術と輸血の関係や、自己血輸血の映像などを公開
協和発酵キリン株式会社は2月12日、自己血輸血についての情報コーナーを自社のウェブサイト内に開設したことを発表した。
(画像はニュースリリースより)
この情報コーナーは、「少子高齢社会の手術と輸血を考える −自己血輸血の最前線−」として2月7日に公開されたもの。2013年5月31日にNHKエデュケーショナルが主催した健康フォーラム「少子高齢社会の手術と輸血を考える」において解説された、手術と輸血との関係や自己血輸血の実際などの情報映像が提供されている。
献血不足対策として注目される自己血輸血
自己血輸血は手術前にあらかじめ自分の血液を貯めておき、それを手術に使用する方法。献血によって提供された他人の血液を使用する輸血と違い、感染症や移植片対宿主病を防げるというメリットがある。
また、進みつつある少子高齢社会では献血する人口が減少するため献血量が不足するとされており、自己血輸血はそのような献血不足対策としても注目されている。(小林 周)
▼外部リンク
協和発酵キリン株式会社 ニュースリリース
http://www.kyowa-kirin.co.jp/news_releases/2014/