2013年に治療を受けた患者を調査
サノフィ株式会社は1月30日、花粉症治療に対する満足度調査の結果を発表した。
この調査は2013年春の花粉症治療のために医療機関で飲み薬を処方された患者2,600名を対象に行われたもの。2013年12月3日~9日の間に、インターネットにより実施された。
(画像はプレスリリースより)
「満足している」のは34%
調査の結果、「不満はあるが、概ね満足している」が58%で、もっとも多い回答となった。「不満があり、満足していない」という回答も8%あり、合わせて66%の患者が花粉症治療に対して何らかの不満を持っているという結果になった。「満足しており、全く不満はない」と回答した患者は34%だった。
花粉症治療に対して満足していると回答した患者と、満足していないと回答した患者を比較した結果、花粉症治療の意識・行動のギャップ、患者から医師へのコミュニケーションのギャップ、薬の効果に不満な時の行動のギャップがあることが明らかになった。
特に、満足度の高い患者は、自分から症状の変化や薬の効き目などについて積極的に伝えている傾向が伺えたという。このことから、医師と患者のコミュニケーションの有無が、治療に関する満足度に影響を与える一要素であることが確認できたとしている。(小林 周)
▼外部リンク
サノフィ株式会社 プレスリリース
http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/layout.jsp?scat=474D7DF6