日本病院薬剤師会会長の北田光一氏は1日、京都市内で開かれた近畿ブロック会議に出席し、病棟薬剤業務実施加算の療養病床・精神病棟における4週間制限の緩和が、今春の診療報酬改定案に盛り込まれたことを評価した。中央社会保険医療協議会で具体的な数値が示されるまで、現時点ではどこまで制限が緩和されるのかは不明としつつ、同業務に対する医師や看護師からの評価は高いとして「4週間以上になることを期待したい」と語った。
同会議には近畿2府4県の各病院薬剤師会幹部ら約90人が参加。病院薬剤師を取り巻く課題について意見を交わした。