医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 中央社会保険医療協議会、基準調剤加算は2段階評価―未妥結施設の報酬引き下げ

中央社会保険医療協議会、基準調剤加算は2段階評価―未妥結施設の報酬引き下げ

読了時間:約 2分12秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年01月31日 AM10:03

厚生労働省は29日、2014年度診療報酬改定の骨子をもとに個別改定項目の算定要件などを示した資料を中央社会保険医療協議会に示した。重点課題の在宅医療では、調剤と在宅業務が24時間可能な体制を整えている薬局を評価する「」について、近隣の薬局と連携した場合に算定できる「1」と、自局単独で同様の体制を整えた場合の「2」の2段階で評価する考えを示した。薬剤師の病棟業務を評価する「病棟薬剤業務実施加算」について、療養病棟・精神病棟での4週間制限の緩和や、現行は3段階の加算で評価している「後発医薬品調剤体制加算」の要件の調剤数量割合を引き上げ、2段階の加算で評価することなどを提案した。

基準調剤加算の見直しでは、在宅業務に十分に対応している薬局を評価するため、厚生労働科学研究費補助金事業「薬剤師が担うチーム医療と地域医療の調査とアウトカムの評価研究」がまとめた「薬局の求められる機能とあるべき姿」を踏まえ、いわゆる「かかりつけ薬局」としての要件を追加する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す