医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > ヤンセンファーマ AD/HD治療薬・コンサータ錠36mgの剤型追加承認を取得

ヤンセンファーマ AD/HD治療薬・コンサータ錠36mgの剤型追加承認を取得

読了時間:約 51秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年01月28日 PM05:30

コンサータ錠 36mgの剤型追加の承認を取得

ヤンセンファーマ株式会社は1月17日、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療薬である「(R)錠」(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)について、36mgの剤型追加の承認を取得したと発表した。

(画像はイメージです)
 

小児期から成人期まで服用可能

コンサータ錠は2007年10月に日本で初めて、小児期における注意欠陥/多動性障害を適応とする製造販売承認を取得した。さらに18歳以降も継続して使用する場合に関する添付文書の一部改訂が、2011年8月に行われた。そして2013年12月には、18歳以上の成人期への適応拡大承認を取得しているという。
 

患者の服用負担を軽減

現在、同剤は18mgと27mgの2つの剤型が販売されている。初回投与用量は18mgで、18歳未満では1日の最大用量を54mg、18歳以上では1日の最大用量を72mgとして1日1回投与される。

コンサータ錠36mgは、成人期の患者だけでなく、小児期の患者も服用が可能である。同社は、今回、この36mgの剤型が追加されることによって、全ての用量において最大2錠の服用での調整が可能となり、患者の服用負担の軽減が期待されるとしている。(たなか牡丹)

▼外部リンク
ヤンセンファーマプレスリリース
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待