コンサータ錠 36mgの剤型追加の承認を取得
ヤンセンファーマ株式会社は1月17日、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療薬である「コンサータ(R)錠」(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)について、36mgの剤型追加の承認を取得したと発表した。
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小児期から成人期まで服用可能
コンサータ錠は2007年10月に日本で初めて、小児期における注意欠陥/多動性障害を適応とする製造販売承認を取得した。さらに18歳以降も継続して使用する場合に関する添付文書の一部改訂が、2011年8月に行われた。そして2013年12月には、18歳以上の成人期への適応拡大承認を取得しているという。
患者の服用負担を軽減
現在、同剤は18mgと27mgの2つの剤型が販売されている。初回投与用量は18mgで、18歳未満では1日の最大用量を54mg、18歳以上では1日の最大用量を72mgとして1日1回投与される。
コンサータ錠36mgは、成人期の患者だけでなく、小児期の患者も服用が可能である。同社は、今回、この36mgの剤型が追加されることによって、全ての用量において最大2錠の服用での調整が可能となり、患者の服用負担の軽減が期待されるとしている。(たなか牡丹)
▼外部リンク
ヤンセンファーマプレスリリース
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news