株式会社UMNファーマと共同開発中
アステラス製薬株式会社は1月15日、株式会社UMNファーマと共同で開発を進めている季節性組替えインフルエンザHAワクチンASP7374の第3相臨床試験のうち、得られた2試験についての結果サマリーを発表した。
(画像はwikiメディアより引用)
2つの試験で良好な結果
1つは20歳以上65歳未満の健康成人900人を対象に、ASP7374と国内既承認孵化鶏卵ワクチンの皮下接種での免疫原性および安全性を比較検討したもの。既承認ワクチンに対するASP7374の非劣性を確認することを主な目的としたこの試験において、ASP7374は免疫原性について非劣性基準を満たすとともに、安全性に大きな問題がないことが確認されたという。
もう1つの試験は61歳以上の健康成人55人を対象に、ASP7374の筋肉内接種での免疫原性および安全性確認を主な目的としたもの。この試験においても、ASP7374は免疫原性について良好な結果を示し、安全性に大きな問題がないことが確認されたとしている。(小林 周)
▼外部リンク
アステラス製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/