安倍総理大臣とトルコのエルドアン首相の立ち会いのもと
厚生労働省は1月7日、安倍総理大臣とトルコのエルドアン首相の立ち会いのもと、両国の医療・保健分野の協力推進を目的とした「日本国厚生労働省とトルコ共和国保健省の間との意図表明文書」の交換を行ったと発表した。
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医療・保健システム、保健情報及び情報システムの強化などで協力
この意図表明文書の内容は以下の通り。
医療・保健システム、保健情報及び情報システムの強化、老人介護制度及び在宅医療サービスの強化、医療・保健サービス分野に従事する人材への教育、病院の耐震設計技術、医療・保健分野における官民連携モデル(PPP)、医薬品及び医療機器の規制に関する経験及び情報の交換、救急医療サービス及び災害時の医療・保健サービスのマネジメント、共同プロジェクト作業の立ち上げ、関連医療機関同士の協力の提供。
今回の意図表明文書は法的拘束力を持つものではないが、適正な手続のもと、適切な方法で、厚生労働省とトルコ共和国保健省により行われることとなるとしている。
厚生労働省はこれまでも、医療の国際展開に積極的に取り組んでいる。安倍総理大臣が2013年5月にトルコを訪問した際、トルコ側から日本との医療・保健分野の協力に期待が示されたことを踏まえ、協力関係を構築することとなったという。
厚生労働省は、今後もこのような各国保健当局との協力関係の構築に取り組んでいくとしている。(伊藤海)
▼外部リンク
厚生労働省 報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/