■後発品加算、4分の3が取得
本紙が例年行っている「全国保険薬局調査」によると、新人薬剤師の採用は前回調査よりも奮わず、採用(配属)できた薬局は10%を割り込んだ。また7割近くが後発品普及に向け積極的に患者説明し、後発医薬品調剤体制加算を算定している薬局は75%、後発品在庫は151~300品目という店舗が増加している。在宅患者の訪問指導を、報酬等を算定せず行っているケースが少なくないことなども分かった。一方、約7割の薬局でOTC薬販売などに際し受診勧奨しており、月に5人程度に達している。
調査は全国の保険薬局から無作為に抽出した3000軒を対象に実施し、413軒から回答が得られた(有効回答411軒)