入院患者へ情報サービスを提供
株式会社電縁は12月11日、タブレットに特化したCMS(コンテンツマネージメントシステム)、「マイタッチタブ」の提供を開始したと発表した。
マイタッチタブは、同社が提供している「サイネージ・リレーション」シリーズの1つ。CMSによって、タブレット端末へ、動画、静止画、アプリケーションなど様々な情報提供を行うという。
(画像はニュースリリースより)
また、医療機関や介護施設などへ、タブレット貸し出しサービスとして提供できるように設計されており、今後は株式会社キャピタルメディカと共同で、全国の病院向けに、マイタッチタブの積極的な販売を行う予定としている。
これに先がけ、医療法人新青会川口工業総合病院(病床数199床)に、マイタッチタブが搭載されたタブレット端末191台を導入した。入院患者のベッドサイドに端末を設置し、情報サービスの提供を開始しているという。
マイタッチタブの特長
マイタッチタブには、簡単にコンテンツのレイアウトが行えるテンプレート機能のほか、ニュースや天気などの情報を配信できる外部データ連携、インターネット未接続でもコンテンツの閲覧が可能なオフライン利用機能があるという。また、Androidに対応し、セキュリティ面ではアプリのインストールなどができないよう制御が可能で、コンテンツのアクセス解析や、PDFの取り込みも可能といった点が特長としている。また、専用のアプリを提供しており、専用のインターネットブラウザ、専用の動画コントロールも搭載されている。iPad版については近日中にリリースを予定。
なお、ニュースや天気などの情報配信を行う場合は、別途外部データを導入企業から購入する必要があるとのこと。(伊藤海)
▼外部リンク
電縁、タブレットCMS、マイタッチタブの提供を開始
http://www.denen.com/news/20131211