診療報酬本体 改訂率は0.73%
厚生労働省は12月20日、来年4月に行われる平成26年度診療報酬改定の内容を発表した。改定内容は以下の通り。カッコ内は消費税率の引き上げに伴う医療機関等の課税仕入れコスト増への対応分としている。
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診療報酬本体は、改定率+0.73%(+0.63%)としている。各科改定率はそれぞれ、医科+0.82%(+0.71%)、歯科+0.99%(+0.87%)、調剤+0.22%(+0.18%)となった。
平成20年度以来の実質マイナス改定
薬価改定率は▲0.63%(+0.73%)。内訳として薬価改定が▲0.58%(+0.64%)、材料価格改定が▲0.05%(+0.09%)となっている。後発医薬品の価格設定の見直しなどの措置は別途、講ずるという。
これにより、来年4月に行われる消費増税に伴うコスト増対応分を除いた実質改定率では、1%半ばのマイナスとなった。マイナス改定は平成20年の改定以来、6年ぶりのことである。(QLife Pro編集部)
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