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岡山大学 高齢者の性格が健康リスクとなる調査結果を発表

読了時間:約 1分5秒
2013年12月18日 AM06:25

定年退職直後の人こそ要注意

岡山大学は12月6日、日本の高齢者において男女ともにType D気質があると心理的な苦痛を4倍以上感じやすく、自分が不健康だと2倍以上感じやすくなることが示唆されると発表した。

Type D気質とは、否定的な感情や視点、考えを抱きやすい傾向と他者からの否認や非難などを恐れるため、否定的な感情を表現できない傾向を併せ持った性格。特に75歳以上よりも65~74歳の方がその傾向は強く、定年退職直後の人などで注意する必要があるとされている。

(画像はイメージです)

これは、同大学大学院医歯薬学総合研究科の葛西洋介大学院生、土居弘幸教授らの研究グループによるもの。研究グループは、2010年8月に岡山県内の3市町村に住む65歳以上の全人口に対して調査票を郵送し、13,929名分を回収。回収した調査票を分析した結果、Type D気質を有する割合は46.3%と先行研究に比べて高いことがわかった。

また、年齢やアルコール、喫煙、肥満、教育歴、社会経済的地位、同居人数などを統計学的に調整し解析した結果、Type D気質を有する人の心理的苦痛を感じるリスクは4~5倍、自分で不健康だと感じるリスクは2倍高いことが示唆されたという。

研究成果のさらなる発展は社会的サポートの提供に

プレスリリースは、我が国だけでなく先進国が直面している高齢化問題について、病気を予防するサポートをする上でどのような人たちにリスクが高いかを知ることの重要性を述べ、

本研究成果を更に発展させることは、効果的な社会的サポートの提供を検討する上で重要であると考えられます。(岡山大学プレスリリースより引用)

としている。(小林 周)

▼外部リンク

岡山大学 プレスリリース
http://www.okayama-u.ac.jp/release/

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