厚生労働省は、「世界に先駆けて革新的医薬品等の実用化を促進するための省内プロジェクトチーム」を発足させ13日、初会合を開いた。榮畑潤厚生労働審議官を主査とし、審査体制や薬価制度等のテーマごとにワーキングチームを設置する。医薬品の開発、承認審査、保険適用まで省内の関係部局が一体となって取り組み、来年4月中をメドに施策をまとめる。2015年度予算等への反映を目指す。
PTでは、新薬の研究開発に関する施策について、薬事承認に必要なデータを効率的に出すため、改善策を立案すると共に、現行の承認審査体制も再点検し、審査の迅速化と質向上につなげる方針を打ち出した。