医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > タカラバイオ アデノ随伴ウイルスベクター関連試薬を発売

タカラバイオ アデノ随伴ウイルスベクター関連試薬を発売

読了時間:約 1分4秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年12月12日 AM06:30

研究用作製受託サービスも開始

タカラバイオ株式会社は12月2日、細胞の遺伝子導入時に用いられるアデノ随伴ウイルスベクター関連試薬の発売を発表した。

(画像はプレスリリースより)

「AAVpro(R) シリーズ」として、12月16日より全世界で発売。アデノ随伴ウイルスベクター関連試薬の製品化は日本企業としては初めてであり、同時にこの試薬を用いた研究用アデノ随伴ウイルスベクター作製受託サービスも開始するという。

5製品を発売

今回発売されるのは、「AAVpro Helper Free System (AAV2)」、「pAAV-ZsGreen1 Vector」、「AAVpro Purification Kit (AAV2)」、「AAVpro Titration Kit (for Real Time PCR)」、「AAVpro Extraction Solution」の5製品。

「AAVpro Helper Free System (AAV2)」は、miRNAを用いることで生産効率を既存品の2倍以上に向上させたアデノ随伴ウイルスベクター作製試薬。「AAVpro Titration Kit (for Real Time PCR)」はリアルタイムPCR法を用いたアデノ随伴ウイルスベクター力価測定試薬で、迅速なベクター量測定を可能とするとしている。

タカラバイオとその関連子会社は、遺伝子治療ならびに研究用試薬分野における遺伝子導入用ウイルスベクターの新製品開発に注力。今後もアデノ随伴ウイルスベクター関連の研究用試薬の拡充を図るという。(小林 周)

▼外部リンク

タカラバイオ株式会社 ニュースリリース
http://www.takara-bio.co.jp/news/2013/12/02.htm

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待
  • 心臓ロボット手術用の部位を見やすく展開するプレートを開発-大阪公立大
  • 新たにオンコロジー領域に注力し「2031年までに年平均成長率8%を目指す」‐GSK