訓練用の臓器モデルを刷新し、統一ブランド「OPENER」を展開
試作開発や医療シミュレーターを手がける株式会社ジェイ・エム・シーは、11月15日、医療シミュレーターブランド「OPENER」の立ち上げを発表した。11月20日~23日にドイツ・デュッセルドルフにて開催される世界最大の医療機器見本市「MEDICA2013」において、同ブランド第一弾製品としてPCI(経皮的冠動脈形成術)カテーテルシミュレーターを発表したという。
(画像はプレスリリースより)
第一弾製品は「PCIカテーテルシミュレーター」
「PCIカテーテルシミュレーター」は、3Dプリンターを活用して心臓・冠状動脈・大動脈を一体成形し、各心腔を再現したPVA(ポリビニルアルコール)製のリアルな透明の心臓モデル。親水性のあるハイドロゲルを使用することで、実際の生体に近い触感を再現しているという。
「OPENER」ブランドの概要とは
「OPENER」は、「シミュレーターのラインナップを拡充し、医師が模擬練習する機会を増やすことで、医療をオープンにする」というコンセプトで開発された医療用のシミュレーターブランド。医師の術前イメージトレーニングや最新手技のトレーニング、新たな術式の考案・演習が主な用途となる。実際の器官に酷似したシミュレーターを使うことで、本番さながらの手術演習を、何度でも試すことができるとしている。(鈴木ミホ)
▼外部リンク
株式会社ジェイ・エム・シー プレスリリース
http://www.jmc-rp.co.jp/info/
「OPENER」 ホームページ
http://www.opener-jmc.com/