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森永乳業 ノロウイルスに関する実態調査を実施

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2013年11月25日 PM12:05

ノロウイルスに関する実態と予防のための意識を調査

森永乳業株式会社は11月6日、ノロウイルスに関する実態調査を行った結果を発表した。同社は、乳由来のたんぱく質であるラクトフェリンに関する研究において、2013年で50年を迎える実績がある。

その実績を踏まえ、同社はラクトフェリンの感染防御作用、特にノロウイルス感染性胃腸炎に対する作用について研究を進めている。本格的に流行する季節を前にして、全国の20~70代の男女を対象に、ノロウイルスに関する実態と予防のための意識調査を行ったという。

(この画像はイメージです)

ノロウイルス感染経験は8人に1人

ノロウイルスに感染したことがある人は、全体で12.8%、年齢別では20代が最も高く24.5%を占めた。

ノロウイルスに感染したことがある人は、全体で12.8%、年齢別では20代が最も高く24.5%を占めた。感染経路としては自身は「自分の子供」、家族では「学校・職場」がそれぞれ最も多い結果となり、そこから、学校で感染した子供から家族への二次感染している実態が読み取れる。完治するまでの期間は、平均的には3~5日が約7割であるが、感染者の7人に1人は「入院したことがある」と回答している。

また、うがいや手洗いなど体の外からの予防策が有効であるといった認識や、あまり有効性のないアルコール消毒を有効性が高いと意識していたり、予防を始める時期が遅いといった傾向が見られたという。

これまでの対策法に加え、“身体の中から”の予防法も

体の外からウイルスが侵入するのを防ぐことはもちろん、腸内環境を整えることがノロウイルス感染性胃腸炎の予防に繋がる。現在、ラクトフェリンは腸内で免疫力を高める作用に加えて、ノロウイルスが細胞へ付着することを防ぎ、ウイルスの増殖を抑制することが示唆される調査結果が出ているという。

同社は、これからの季節、従来の対策法に加え、“身体の中から”の予防法が一般的にも広く浸透していくことが望まれるとしている。(伊庭)

▼外部リンク

森永乳業株式会社 ニュースリリース
http://www.morinagamilk.co.jp/

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