約6割が名前さえ知らず
日本イーライリリー株式会社は11月5日、1型糖尿病に対する認知度の調査結果を発表した。この調査は11月14日の「世界糖尿病デー」を前に行われたもので、概要は以下の通り。
(画像はプレスリリースより)
調査目的: 1型糖尿病についての一般認知度を明らかにすること
調査対象/地域: 糖尿病ではない一般の方々 / 全国
調査手法: インターネット調査 (株式会社マクロミルのパネルを使用)
有効回答数: 1,000名
【性別/年代】
男性 500名: 20代、30代、40代、50代、60代以上それぞれ 100名ずつ
女性 500名: 20代、30代、40代、50代、60代以上それぞれ 100名ずつ
調査時期: 2013年 10月 24日~10月 26日
(日本イーラーリリー株式会社プレスリリースより引用)
調査対象/地域: 糖尿病ではない一般の方々 / 全国
調査手法: インターネット調査 (株式会社マクロミルのパネルを使用)
有効回答数: 1,000名
【性別/年代】
男性 500名: 20代、30代、40代、50代、60代以上それぞれ 100名ずつ
女性 500名: 20代、30代、40代、50代、60代以上それぞれ 100名ずつ
調査時期: 2013年 10月 24日~10月 26日
(日本イーラーリリー株式会社プレスリリースより引用)
一般的に糖尿病というと、遺伝や生活習慣と関係する場合が多い「2型糖尿病」のイメージが強い。膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなる「1型糖尿病」はあまり知られていないのが現状だ。しかし「1型糖尿病」は、国内で年間約1万4千人が発症し、約21万人が治療を続けている決して珍しくない疾患である。そこで今回の調査に至ったという。
その結果、「1型糖尿病をどの程度知っているか」という問いに対して、「知っている」との回答は12.1%、「名前を聞いたことがある」が28.5%だった。「糖尿病は知っているが種類はわからない」という回答が1番多い45.6%で、「知らない・わからない」が13.8%だった。さらに、「知っている」「名前を聞いたことがある」と回答した人の中にも「食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣が原因で発症する」などの誤解をしている人が多いことがわかったという。
小冊子開発も発表
イーラーリリーは同時に、1型糖尿病の理解を促進するため、診断時の精神的サポートのための小冊子を開発したことを発表。
ライフステージにあわせた小児1型糖尿病患者とその家族向けの「ココとグーフィー グーフィーのおたんじょうび」、成人期発症1型糖尿病患者向けの「糖尿病と診断されたあなたへ」社会人篇・女性篇・壮年期篇の3冊、あわせて4冊が用意されている。(小林 周)
▼外部リンク
日本イーライリリー株式会社 ホームページ
https://www.lilly.co.jp/Default.aspx