厚生労働省が発表した「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」によると、4月の調剤医療費は前年同期比11・3%増の5927億円、処方箋1枚当たりの調剤医療費は5・4%増の8798円となった。薬剤料のうち、後発品の伸び率は28・3%増の478億円、数量シェアは後発品のある先発品と後発品を分母とした新指標で46・5%となった。
4月の調剤医療費の内訳を見ると、技術料が7・5%増の1488億円、薬剤料が12・6%増の4429億円と二桁の伸びを示した。薬剤料のうち、後発品薬剤料は28・3%増の478億円だった。